2017年4月4日更新

線種分解プログラム「EXPLTYPE2ND」 製品情報

製品概要

・線種分解
AutoCAD図面中で表示された線種を持つオブジェクトを分解し、線種定義ファイル(.lin)やシェイプ定義ファイル(.SHX)に依存しない図面にします。
ご注意:このプログラムはAutoCAD LTには対応しておりません。

動作環境

AutoCADバージョン ACAD2015, ACAD2016, ACAD2017

および上記AutoCADをベースにしたDESKTOP製品
CPU 使用するCADに準じる
OS 使用するCADに準じる
推奨メモリ容量 使用するCADに準じる
推奨ディスク空き容量 使用するCADに準じる

特徴

・線種分解
社内独自の線種などを外部業者や最終エンドユーザに渡せない場合、図面表示状態に分解し、独自ファイルなしで地図などの表示ができるようになります。(文字列には対応していません)
なるべく表示と同等になるように分解ロジックを構築しました。
高速に処理できるように工夫しています。
シンプルな構造、インターフェイスにしています。
  ご注意:このプログラムはAutoCAD LTには対応しておりません。
・対象オブジェクト
線分(LINE)
・ポリライン(LWPOLYLINE)
・2Dポリライン(POLYLINE)[旧ポリライン形式]
・円弧(ARC)
・円(CIRCLE)
・楕円、楕円弧(ELLIPSE)
・スプライン(SPLINE)

導入および操作

インストール方法
ダウンロードしたファイル[expltype2nd.zip]を解凍すると、以下の2つのファイルが現われます。
 expltype2nd.VLX
 shpproex.exe

この2つのファイルををご使用のAutoCADがあるマシンの共通サポートフォルダーにコピーします。
(ACADでオプション/ファイル/サポートファイルの検索パスの最上位のフォルダー)
例(AutoCAD2017のケース)
Windows 7以降なら
C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Autodesk\AutoCAD 2017\jpn\Support
使用方法
線種分解したい図面をオープンした後、
AutoCADを起動して、コマンドライン上で「APPLOAD」とタイプし、上記指定のフォルダーから「expltype.VLX」をロードします。
実行
コマンドラインより「EXLTY(小文字で可)」をタイプして実行します。(3日間の試用期間と5回までの実行制限があります)
=>図面全体で線種を持つオブジェクトを探して分解します。

上記コマンド以外に、「EXLT(小文字で可)」で実行すると個々のオブジェクト指定にて線種分解ができます。
(このコマンドには回数制限はありません。[3日間の試用期間はあります])
使用上の注意
・使用する図面は予めバックアップを作成しておいてください。
・使用するシェイプファイル(.shx)が環境内(サポートファイルの検索パス上)に存在することが前提です。
・モデル空間でのみ使用可能です。
 カレントがペーパー空間の場合は、実行時に自動的にモデル空間に変更します。
・点モードを実行時に自動的にゼロに変更します。(ドットを点で表すため)
・処理高速化のため、一時的に画面から図面が消える場合があります。
・分解対象のオブジェクトの色が「bylayer」,「byblock」以外の場合、エラー: AutoCAD 変数設定が拒否されました: "CECOLOR" ?となります。

価格

 線種分解プログラム「EXPLTYPE2ND」  価格 35,000円[税別]

注)

  1. 新規購入のみ対応いたします。(旧バージョンからのアップグレードはありません。)
  2. 旧バージョンが必要な方は、メールにてご連絡ください。 
  3. カスタマイズについても、別途ご相談に応じます。